ZEHとは
ZEHとは、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、消費するエネルギーを少なくすることで「省エネ」を実現するとともに、再生可能エネルギーを創り出す「創エネ」によって、年間のエネルギー収支がゼロとすることを目指した住宅です。
テスクの活動と普及目標
1997年12月COP3※で温室効果ガス削減目標を定めた「京都議定書」が採択された半年前、テスクは地球温暖化対策を掲げ75mm厚の断熱材を標準とした外断熱複合パネルの特許を出願し、賃貸住宅市場に省エネで快適・健康的な住環境の提供を始めました。
この活動は自社の設計・施工にとどまらず、全国各地へ技術提供する「パートナー提携制度」に発展し、北海道から九州まで63社の建設会社とともにCO2削減に取り組み、高断熱仕様の集合住宅等を730棟9,500戸供給して参りました。
当社は、政府が定めたネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのロードマップに基づき、自社開発の外断熱ハイパール工法による高断熱外皮と高性能設備・制御機構を組合せた新築および改修工事に取り組むことで、未来を見据えたゼロエネルギーハウスの実現を推進し、地球環境の保護に貢献して参ります。
※第3回国連気候変動枠組条約締約国会議
ZEH普及率目標 |
ZEH普及率実績 |
2020年度 |
0% |
2021年度 |
0% |
2022年度 |
0% |
2025年度 |
普及目標50% |
具体的なZEHの普及策
1 ZEHの周知・普及に向けた具体策
- 自社ホームページ・パンフレット・チラシでの告知で、ZEH とは何か又、その必要性、メリットなどを積極的に提示し、現在計画中のお客様や現場⾒学会来場者の⽅にPR・提案
- 現場見学会やイベント来場者にZEHの詳細やメリットを積極的に説明
- 名刺、チラシ等の配布物にZEHビルダー登録企業の記載
2 ZEHのコストダウンに向けた具体策
- 自社開発の外断熱工法や自社ノウハウを活用したZEH住宅の規格化を促進し、施工性と効率を高める
- ⾼性能で低価格の資材を調査・選定し、プランニングの段階で開⼝部の大きさや位置の決定等、効率的な設計を行う
- 取引先業者様と相互に知恵を出し合い、建築工程で施工性を考慮した納まりの統⼀化や、DXによる生産性の向上
3 その他の取り組みなど
- 省エネで快適な住環境を提供するべく、自社の外断熱工法(ハイパール工法)を開発し、現在問題とされている地球温暖化などに対して創業時から取り組み、その解決策を社会に提示して参りました。これまでに培ってきた外断熱工法のノウハウを最大限に活用しZEHに取り組んでいきます
- 全国の提携企業へ情報提供し普及を進めていきます
- 全社員に、これから国が推し進める家づくり(ZEH 仕様等)を、研修・勉強会を通じて定期的に実施します
- 新商品・新工法の情報を常に確認し、積極的に取り⼊れ、新しい技術の取得・研究等を行っていきます
4 新築注文戸建住宅への取り組み
- 自社開発の外断熱工法や自社ノウハウを活用したZEH住宅の規格化を促進し 、施工性と効率を高める
- ZEH性能に加え、災害時等には安全でシェルターのような役割をはたせる高耐久で長寿命、省メンテナンスな住宅を提供していきます