前回はDFパネルの燃焼実験の話をしました。燃焼をさせるためには①燃えるもの(栄養)、②燃えるための熱、③酸素が揃って燃え始めます。この3つのうちの1つでも欠けると、燃焼は続きません。DFパネルでは通気層が細かく分断され、燃えるための熱が少なく燃焼に至りません。通気層の換気効果もあって断熱材の発火温度490℃まで上昇しにくいこともあります。また、カビの発生には①栄養、②水、③酸素の3つが必要です。当社の外断熱建物(ハイパール工法)ではこのうちの水、いわゆる結露をなくしカビの発生を少なくすることを目指しています。このように、ものには3要素があります。このうち1つをなくす、活かすで性能が変わります。他にも何かあると思います。ピックアップして教えてください。眠れなくなっても責任は持ちません。