先日、3階改修中の協立エアテック社東京営業所を訪問させて頂きました。
約200㎡の事務所に大型のクール暖が9枚設置され、二重床内に除湿空気を加圧供給し、同社製の床吹出し口から室内に給気しています。この吹出し口は、小さな寸法から多量の旋回気流を床面近傍の周囲空気を多量に誘引して吹出し、周囲空気とも混合しながら上昇して大きな噴流を造り出す特性があります。
クール暖への供給冷水温度は20℃、室温が25℃、湿度が50%です。当然、クール暖の表面は結露がなく乾燥状態でした(表面温度が14℃以下になると結露開始)。鉄骨造の古い建物なので頑張って断熱補強をしたと思いますが、除湿・湿度が大切な一例といえます。