いま自分の中で小さな(?)ブームとなっているのが、高気密高断熱というより、「断熱と遮熱」、「気密と換気」、「除湿と加湿」、「冷房と暖房」という相反するものの組み合せです。
例えば、断熱は熱の通過をどれだけ妨げるか、「通るのは仕方がない、ゆっくり通れ」で、DFパネルなどで断熱材の厚さを75㎜にしたのは、熱の流れの減少割合が74%で、100㎜にしても76%の僅か2%しかダウンせず、そこにコストをかけるのはどうだろうと思ったからです。
遮熱はその熱をどれだけカットできるか、「反射させるか、引き返していただくか」であり、断熱と遮熱は似て非ざるものです。それをどう融合させるか、別々にするかなどがテーマです。乞うご期待!