前年は、『クール暖(放射冷暖房ラジエータ)』の営業で、自分の知識も増え、今までに比べて出張をすることが多くなり、たくさんの人とお会いする機会をいただきました。
営業も10数年振りで初めて表に出た感じがします。『クール暖』の営業では、遠赤外線(電磁波の1種 波長が4~1000ミクロンメートルの目に見えない光線。)の放射空調は多くの専門家がもっとも健康によいものとしています。
人間の進化の過程を振り返ると、放射暖房がよいというのには理由があります。太陽も水も、ともに放射熱です。
放射熱は遠赤外線となって届き、赤外線を吸収する物質の性質に応じて、その物質を暖めます。
空気ではなく、人やものを直接暖め、「穏やか」で「心地よい温もり」をもたらします。
放射熱で温まると、空気の温度が低めでも快適で、筋肉を正常な状態にしてゆき、新鮮で活き活きした気分になります。
放射暖房では、暖まった大量の空気が動き回るということがなく、そのため粘膜が湿ったまま健康な状態で保たれ、ホコリも舞い上がりません。
この様な特長は何かで読んだことがあると思います。
しかし、放射冷房となると、同じ遠赤外線なのに話はスムーズに進みません。
口から泡を飛ばして、「トンネルや切通しの感覚です。」、「冷房は廻りのものに人間の熱が移動するから涼しいのです。」、「熱は高いほうから低いほうに移動します。」、「森や木陰の涼しさです。」と何度いっても理解されにくいようです。
周囲にこのような冷房方法がないせいだと思います。
何かくやしい気がします。よい説明方法があったら教えて下さい。