パートナー研修会が5月20日・21日の両日、札幌で開催されました。その中で飛ばしてしまった部分が多々あります。その内の1つが「断熱と遮熱」、熱の伝わり方はご存知の通り、対流、伝導、放射の3つで、対流、伝導は断熱材で対応が可能ですが、放射は熱反射遮熱シートが対策材料であり、以前は、放射の果す役割が気付かれていませんでしたが、現在では、全ての熱の移動を100とすると、放射による移動は75%を占めると言われています。
ちなみに外装材の温度は、外気温+20℃~30℃ですが、東リーダーの住んでいるハイパール工法のマンションでは、夏季の外気温が22℃で、通気層内の最高温度が49℃、冬季の外気温が-0.5℃で、通気層内の最高温度が43℃であり、外気温と通気層温度との差の大半が、放射熱の影響によるものです。しかし、夜間では、外気温=通気層内温度となり、温度が低下すると放射熱の影響はなくなってきます。
(続く)