朝食7時。出発までの時間、ヘルシンキ駅周辺を含め75分ほど散歩。ホテルの傍の工事現場では、地下及び1階の施工中で、丘組みされた円柱が置かれていて、何やら日本とは違う雰囲気で、よく見るとコンクリートの凍結防止の電熱線でした。日本では、コストの問題から空気を温める方式が多いので、不思議な感じがしました。
後から聞いたのですが発電所は市が経営しているので電気代、発電所の余熱を利用する地域暖房(ヘルシンキ市の95%で利用されている)の単価が安いということでした。
尚、発電所の燃料はロシアからの天然ガス、ポーランドの石炭で、お金がある市なので公害対策は進んでいて、世界的な賞も受賞しているようです。また、ヘルシンキの水道は大変おいしく、瓶詰めにしてヨーロッパ中でミネラルウォーターとして販売しているとのことでした。ホテルでミネラルウォーターを買って飲んでいたのが馬鹿みたい、ビールより若干安いぐらいでした。