先日、日刊スポーツのネットニュースで、こんな記事がありました。
「色覚障がい者の人々から苦情続出の理由」
英国のマンチェスターユナイテッドが、
本来アウェー戦で着用してきた白と黒のユニホームではなく、
黒に近いモスグリーンのような色のユニホームを着て登場。
色覚障がいの人々にとっては、
対戦相手のリバプールの赤色のユニホームと区別がつきづらかったという。
色覚障がいについての認知を促す英国の団体のCEOは、
「今までで一番多くのユニホームに関する苦情を受けた。数百件です。
これは大きな問題です。なぜなら12人に1人は影響を受けているからです」と訴えた。
米アメリカンフットボールでは、色覚障がいの人々が認識できる色のユニホームを双方が
着用することになっている。
この記事を読んだとき、
私は苦情を言った人たちの気持ちがわからないでもないなと思いました。
なぜなら、私も色の区別がつかないことがたまにあるからです。
小学生のころ、色覚検査を受けた時、
いくつか色をきちんと判別できなかったことを覚えています。
2003年には検査は廃止になっていますが、
その理由が「一部の色が区別しづらいだけで日常生活にはほとんど影響がない」
からとのこと。
しかし、日常生活を送っていると、何かと影響が出てくると思うのですが。
大人になり、社会に出てから色覚障がいを知るよりも、
小さいうちから、自分の特性を知ることは大事なことではないでしょうか。
日本人の色覚障がい者の割合は、男性5%、女性0.2%
ヨーロッパでは男性10%、女性0.4%
日本人も、もう少し色覚障がいについて学び、
理解しなければならないのかなと思いました。
皆さんはどのように感じますか。
この記事を書いた人tsc_admin
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