こんにちは。設計課の中野です。
今日は最近読んだ本で、「論理が伝わる 世界標準の議論の技術」(著:倉島 保美)
という本を紹介します。
この本は、日本人が学校教育でほとんど習わない、議論の基本やルールについて
実践的に教えてくれる本です。会議などの議論の場で論点がずれてしまったり、
根拠のない主張を押し付けられることがあると、せっかくの会議の場がWin-Winな
ものとならず、時間ばかり消費していまいます。
この本は議論の基礎~技術~実践という構成で、学び、実践していくことで
論理性・説得力の改善、主張の伝達性の改善ができます。
私はこの本を読んで初めて論理的に話すこと、議論をするということは
どういうことかを学ぶことができました。
会議の参加者それぞれが議論の基本・ルールの上で準備をし、
論点を深めると自分だけでは考えつかない良い解決策を得られる可能性が
高くなると思いました。
現代はインターネットの存在で、自分が論理的・議論できていると思い込んでる人は沢山います。
この本を通して相手が論理的かどうかを見抜き、
自分が論理的な議論をできる存在か、反省・改善できる一冊だと思います。
この記事を書いた人建築部 中野
RC造4階建アパートの企画設計を行っています。外断熱工法の建物を主体とし、冬でも暖かく快適な住環境の設計をしています。 |