この記事の入稿時現在(10/20)、熊本県の阿曾山噴火が発生し、警戒レベルが3に引き上げられています。
8月に小笠原諸島付近の海底火山「福徳岡ノ場」も記憶に新しいところで、10/8には千葉県北西部を震源とする震度5強の地震があり、関東圏を中心に交通網等の混乱が起きたばかりです。
先般の首都圏地震では、日暮里・舎人(とねり)ライナーの脱輪と他の公共交通機関もストップ。終電時間帯という事もあり、多くの帰宅困難者が発生したようです。私は偶々報道を自宅で見ていましたがインタビューで「ホテルの予約が取れない、友人を頼るしか・・・」という街の声がありました。
皆さん、「ちょっとおかしい」と思いませんか?東京五輪に向けて数万人を受け入れる大量のホテルが供給され、新型コロナによる人流抑制で観光客もいない。しかも平日。なのに、なぜホテルが取れないのか。
さて、これは実体験からの「裏技」なのですが、
正解は「直接ホテルに行く(又は直接ホテルに電話予約する)」です。
多くの方は、ホテル予約に「宿泊予約サイト(アプリ等)」を利用されるかと思いますが、これらのサイトは(旧)旅行代理店のように部屋を予め買い取って販売しているわけではありません。なので、ホテル側の都合で自由に販売を引き上げる機能があるのです。
宿泊者が急に増えてしまいオペレーションが追いつかない、サーバーに負荷がかかる等の要因もあるかと思いますが、基本的には「わざわざ割引をして販売しなくても、定価で部屋を提供できる」というのが一番の理由です。
という事で、繰り返しになりますが、有事の際、宿を確保するには「直接ホテルに行く(又は直接ホテルに電話予約する)」という事を頭の隅に置いておくのも良いかと思います。
これは、10年前の2011年3月11日、東日本大震災の時に、とあるホテルでフロントの方に教わりました。
さて、天災は忘れた頃にやってくる。という戒めの言葉があります。改めて身の回りを総点検してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人建築パートナー部 小崎
北は北海道から西は九州まで各種イベントや案件企画と販売促進に関するサポ―トを行っています。 |