今月は環境月間です。1972年6月5日にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、日本では6月5日を「環境の日」と定めています。また国連では、同じく6月5日を「世界環境デー」と定めています。
日本では、環境省(当時環境庁)の主唱により、1991年度から6月の1ヶ月間を「環境月間」とし、全国で様々な行事が行われています。世界各国でも、環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。
北海道と環境道民会議では「北海道環境宣言」に基づき、「道民環境の日」(5月、7月、10月、1月の第2日曜日)及び「道民環境行動月間」(7月)を中心に道民に「3つの心」を持って環境に優しい「8つの行動」を実践することを呼びかけています。
3つの心とは
①地球を守る心・・・バイオマスや風力、太陽光、雪氷など再生可能なエネルギー資源を積極的に取り入れ、環境にやさしい製品を使用し、二酸化炭素を吸収する森林やみどりづくりに取り組む
②もったいない心・・・3R〔リデュース・リユース・リサイクル〕に、新たな3R〔リフューズ(ごみになるものを断る)・リペア(長期間使用するために修理する)・リニュ-アブル(環境にやさしい再生可能なものを使用する)〕の視点を加え、廃棄物排出を削減、、資源を有効利用することなどに取り組む
③自然と共生する心・・・自然や森林を守り育み、自然と調和した暮らしに心がけ、知床世界自然遺産をはじめとする原生的な自然から、身近にある森や川などまでしっかり守り、自然の恵みを賢く利用することに取り組む
8つの行動とは
①道民一人一日10%(1.1kg)の二酸化炭素を減らす
②オフィスや事業所の省エネルギーや省資源をすすめる
③道民一人30本植樹運動を実践する
④道民一人一日10%(80g)のごみを減らす
⑤資源を地域内で循環する地産地消をすすめる
⑥北海道をきれいにする清掃活動に参加する
⑦自然のすばらしさにふれ、身近な川や湖などを守る環境保全活動に参加する
⑧環境と調和した農林水産業や観光業をすすめる
恥ずかしながら「3つの心・8つの行動」を知りませんでしたが、普段の生活から出来る事もあると感じました。
ごみを80g減らすことや地産地消は直ぐにできることです。清掃活動や環境保全活動に参加する事が難しくても、ごみのポイ捨てをしない、車のアイドリングストップすることも身近な保全活動だと思います。
個人が出来ることを少しずつ、そして続けていくことが大事ではないでしょうか。
これなら私にもできそうな気がします。
この記事を書いた人建築パートナー部 馬場
当社外断熱工法に関連する提携パートナー企業のサポート業務を行っております。趣味はスポーツ観戦です。 |