こんにちは、建築パートナー部の馬場です。
私は体を動かすことが好きという事もあり、雨や雪の時以外は自転車通勤をしていますが、ここ1・2年はコロナ禍の影響か自転車通勤の方が増えているように思えます。
朝は通勤・通学やお散歩など、色々な方がそれぞれのペースで道路を通っています。自動車を運転されている方からすると、チョロチョロ車道や歩道を走る自転車の存在は迷惑に感じていると思います。反対に歩行者からすると、猛スピードで走り去る自動車や自転車、わき道から一時停止もほどほどに歩行者に目もくれず本線に入ってくる車などでヒヤっとされた方もいるのではないでしょうか。
私も自転車利用者として疑問に思っている事がありました。
・「自転車通行可」の標識がある歩道は必ず通らなければならないのか?
・こんな自転車見かけるけどうなの?(スマホいじり・猛スピード・車道右側を走行)
今までなんとなく知っている程度で確認してこなかったので
改めて自転車の交通ルール・マナーを調べてみました。
以下、警察庁のウェブサイトより
「自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、『車のなかま』です。」
交通ルールについて(自転車安全利用五則)
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外:13歳未満と70歳以上の方も歩道通行可能です
2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る:飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認をおこなう
5.子どもはヘルメットを着用:幼児を幼児用座席に乗せるときや幼児・児童が自転車を運転するときは乗車用ヘルメットをかぶらせるようにする
やはり自動車と同じで右側通行はダメなんですね。毎朝、逆走してくるサラリーマンにぜひ教えてあげたい。帰り時間に無灯火で走る自転車もたまにいるので見えているのか不安になります。
その他にも自転車のルールが有りますので、↓こちらからも確認できます。
自転車に係る主な交通ルール
(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/pdf/bicycle12.pdf)
一部抜粋すると
3 道路を通行する上での主な交通ルール
(7)左折又は右折の方法:車道を走行していても、右折時は二段階右折
(12)警音器の使用:左右の見通しのきかない交差点や曲がり角等で指定場所等を通行しようとするときは、警音器を鳴らさなければいけない
(17)片手運転の禁止:携帯電話の通話や操作、傘を差したり、物を担いだり片手運転はしてはいけない
(18)交通事故の場合の措置:交通事故があったときは、直ちに負傷者を救護、危険防止措置を講じ、警察に事故内容を連絡しなくてはいけない
右折は、原付バイクと同じイメージですね。警音器(ベル)の使用は正直知りませんでした。私はつけていなかったので、100均で買ってすぐ付けました。片手運転については結構いますね。スマホをいじりながらや傘を差しながらの「ながら運転」の方。交通事故の救護措置については、古い話になりますが、15年ほど前に、札幌で酒酔い運転の自転車が脚立に乗った方に当たりそのまま逃げ、脚立から落ちた方はその後亡くなるという事故(事件)がありました。自分が当事者だったら気が動転して実際どうなるのかわかりませんが、普段から救護の意識だけは持つようにしています。
ヘルメット着用については、警察庁は自転車の安全利用について、ヘルメットの着用を推進しています。自転車乗用中の死者のうち約6割が頭部損傷により亡くなられており、ヘルメット非着用の致死率は、着用者の約3倍高いそうです。
自転車に乗ってる以上は、交通ルールを知らないでは済まされません。
思いやりを持ってと言えば聞こえが良いですが、自分以外の立場になって考えれば、どうしたら良いか、迷惑が掛からないか自ずと見えてくると思います。
スポーツの秋、最近は涼しくなってきて自転車も走りやすい季節になりました。皆さんが気持ちよく通れる道であれば良いですね。
出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html)
この記事を書いた人建築パートナー部 馬場
当社外断熱工法に関連する提携パートナー企業のサポート業務を行っております。趣味はスポーツ観戦です。 |