こんにちは、建築パートナー部の馬場です。
先日、自宅に常備してある薬にふと目が止まりました。
その薬は「正露丸」。
私が子どもの頃お腹が調子が良くない時に飲んだ記憶があります。ただ、子どもの頃飲んだものと若干違います。
私が飲んでいたのはたぶん↓
2つの違いは
前から気づいてはいたのですが、自宅にあるのは「ラッパのマーク」ではなく「ひょうたんのマーク」でした。
「正露丸」と名乗る商品が数多くありますが、商品名で色々揉めているだろうなと調べてみると、やはり裁判などを経て、現在では「商標の『普通名称化』」の状態だそうです。
ほかにもこんな普通名称化=一般名称として使われている となったものがありました。
・巨峰
・ポケベル
・エスカレータ
・ホッチキス
・メンマ
・カルパス
元は商標の権利がありながら、裁判所や特許庁に判断されたもの、権利を放棄したもの、権利が元から無いものなど経過は様々ありますが、まだまだそういう名称はあちこちにありそうです。
最後にインターネットで見つけたこんな文章を
「公園で『ウォークマン』を聴きながら『ローラーブレード』をしていたら『フリスビー』が頭に当たって怪我をしたので、『バンドエイド』と『アスピリン』が必要になった。」
上の文章にあるカタカナ部分はすべて商品名なので、商標に配慮した表現に変えると
「公園で『ポータブル・ステレオ・プレーヤー』を聴きながら『インラインスケート』をしていたら『プラチック製フライングディスク』が頭に当たって怪我をしたので、『救急絆創膏』と『アセチルサリチル酸』が必要になった。」と、すごく遠回しな感じになります。
使い慣れた名称も、名付け親の気持ちになって大切に使おうと思います。
この記事を書いた人建築パートナー部 馬場
当社外断熱工法に関連する提携パートナー企業のサポート業務を行っております。趣味はスポーツ観戦です。 |