未来の建築家・設計者を応援する「JIA・テスクチャレンジ設計コンペ」
未来の建築家や設計者の登竜門として、日本建築家協会(JIA)北海道支部とテスクの共同主催により2009年にスタートしました。
時流を捉えた社会性の高いテーマ設定が特徴で、「設計者の環境的感性を育てると共に、その豊かな創造力で次世代における建築の価値を広く問う」ことを目的としています。
第12回のテーマは
[ 課題文 ]
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界の全ての人々に影響を与え、これまで慣れ親しんだ暮らしと社会のあり方に大きな変化をもたらしています。
こうした時代にあって、私たちを取り巻く環境や建築のあり方を熱環境の視点から見つめ直し、再構築することは、これからの暮らしを考える上でこれまで以上に重要になってきています。
北海道は、北国の建築の一つのモデルとして寒さや雪と向き合いながら独自の進化発展を遂げてきました。このコンペでは、こうした基盤を共有しながらも、コロナが変えつつある世界とその先を見通した、これまでにないコロナ禍の北国の建築が提案されることを期待します。
例年の公開審査は、札幌駅前通地下歩行空間にて開催しておりますが、昨年は集合開催は難しいと判断し、急遽非公開による最終審査、結果のみを公式FBページにて発表することとなりました。
今年は企画段階からコロナ感染症対策を踏まえ、Zoomウェビナーを用いたWeb公開形式を予定しております。
テスクTSCのC=”チャレンジ”の思いが込めらた当コンペですが、まさに時流を捉えたスタイルで、テスクらしくチャレンジ精神で本コンペを開催するべく取り組んでまいります。
学生、社会人、在住エリアは問いません。多くの方にご参加いただけると幸いです。
開催日程、募集要項、テーマについての座談会など、詳細については公式フェイスブックページをご覧ください。
Web開催となり、遠方の方もご参加しやすくなっておりますので、全国各地からたくさんのご応募をお待ちしております。
(JIA・テスクチャレンジ設計コンペ実行委員)
[ 過去開催] 第10回JIA・テスクチャレンジコンペ開催の様子