当社は、スタート時から自分達が創り上げた商品を提案してきており、当社の歩みは「商品の歩み」とも言えます。旧テスク時代に、丹征吉 元社長(故人)から「自社の全部内を活かした商品を考えろ!」と号令がかかり、最初の商品「リバティ」が生まれました。
鉄骨造には壁式というのはありませんが、構造的な要素から軽量鉄骨壁式ブレース工法と名付けました。
この商品は、工法的に間取りに余裕感があったこと、設備の先取りをして高級グレード感にしたことや、出費のない経費を使い切るために減価償却年数を木造より短期にしたこと、住宅メーカーとゼネコンのはざ間の3、4階建に特化したことがあります。
市場規模が小さいため企業規模の拡大が不要、従業員は少数精鋭で対応することができ、新規スタートには面白い商品でした。