11月24日(土)に、外断熱推進会議主催の「無暖房住宅セミナーin札幌」を受講してきました。
無暖房と言うと、全く暖冷房は使用しないと思いがちですが、暖冷房に使用するエネルギーを年間15kw以下、居住部に使われる温水、家事に使用する電気を含めて120kwを超えないようにするのが無暖房住宅です。
下の表は無暖房住宅の指針となる基本的な特徴です。この表を観ているとハードルが高いなぁと思います。アヴァンセの外壁が0.38w/m2、開口部が2.33w/m2なので断熱材は現状の2倍。開口部に至ってはどうしましょうの状態です。
でも、いずれ避けて通れない課題だと思います。後輩の皆さん頑張って下さい。
コンパクトな形状と 高断熱 |
住宅の外部に面する全ての構成は0.15kw/m2〈熱貫流率〉を超えないU-factor〈熱貫流〉を達成できるように、断熱されます。 |
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エネルギー効率の良い窓 複層ガラスと窓枠 |
窓(複層ガラスとフレーム、総合的に)は太陽熱取得率が約50%で熱貫流が0.80w/m2kの熱貫流率を超えてはいけません。 |
建物、外気に接する 面の気密性 |
シールされない部分からの空気漏れは、0.6回/hrよりも少なくしなければなりません。 |
熱交換換気システムによる 排気からの高効率な熱回収 |
排気に含まれるかなりの熱が、外からの導入される新鮮空気に移転されます。熱交換率80%以上。 |