こんにちは。設計課 中野です。2022年、今年も宜しくお願いします。
さて今回は、まだまだ自由に旅行ができないので、読書で出掛けようと思います。
「語りつぐ北海道100年 1」1979年出版 読売北海道支社編
北海道の町、観光地、有名品等の歴史やエピソードが写真をまじえて書いてある本です。
札幌市内では、狸小路、二条市場、道議会、知事公館などが収録されています。
歴史というと難しそうに感じますが、場所や物ごとに話が独立しているので
興味がある所だけ読むこともできます。
今回は本の中の挿絵を2つ紹介します。
明治41年(1908年)に完成し、昭和10年(1935年)に撮影された札幌駅 昔はルネサンス調の建物でした。
当時は電車の切符を、記念に持ち帰る人が多かったとか…
今の札幌駅は新幹線の開通を機に再開発中で、2030年には高さ200mを超えるビルが建つ予定です。
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これはどちらも中島公園の上空写真で、左が2021年時点、右が1940年頃の写真です。
今も昔もあまり変わっていませんね。現在は、公園内に音楽ホールの「Kitara」や「北海道立文学館」が建っています。
写真の下側にある大きな建物は「豊平館」で明治初期に建てられたホテルです。
現在は国の重要文化財に指定されています。
この本は現在、書店では買えない本になっています。
私はまだこれに代わる読みやすい歴史本を見たことがありません。
機会があれば是非、おすすめの一冊です。
この記事を書いた人建築部 中野
RC造4階建アパートの企画設計を行っています。外断熱工法の建物を主体とし、冬でも暖かく快適な住環境の設計をしています。 |