こんにちは、建築パートナー部の小崎です。
今回は、自宅に投函されていた「国境なき医師団」からのダイレクトメールで感じた事をシェアさせていただきます。
ダイレクトメールの趣旨は、医療・人道援助活動のPR、「寄付・募金」の呼びかけ、そして「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大を防ぐための注意喚起「カード」が封入されていました。
こちらは、厚生労働省が作成しているポスター画像です。見比べてみましょう。
一見よくある「感染予防対策」ですが、画像を拡大してみると、、、
「手を洗う画像」の「肌の色」と、「くしゃみをする女の子の画像」の「肌の色」が異なるのです。
こちらは、少し分かりにくいかもしれませんが、「3人」それぞれ「肌の色」が異なります。
世界各国で活動する「国境なき医師団」からすると「当たり前」の事なのかもしれませんが、正直「驚き」ました。もし、私が「国境なき医師団」の広報担当であったらイラストの「肌の色」に配慮できたかどうか。
・・・恐らく見逃していたでしょう。
肌の色による差別が海外では大きな問題になっていますが、今回のダイレクトメールも米国での報道がなかったら、違いにすら気づくことなく「スルー」していたでしょう。
小学生のころ、クレヨンで「肌色」と習ったものは、現在「うすだいだい色?」のようですが、身近なコトとしての認識が足りなかった。のかもしれません。
「差別はなくなった」と誤認する人によって差別は続いている。とある記事の引用ですが、最近とても耳に残っています。
先ほど、「くしゃみをする女の子の画像」と紹介しましたが、「ただ髪の長い男性」なのかもしれません。
近い将来は広告のあり方も「変わるかもしれない」と感じています。
皆さんはどう思われますか?
この記事を書いた人建築パートナー部 小崎
北は北海道から西は九州まで各種イベントや案件企画と販売促進に関するサポ―トを行っています。 |