こんにちは、丹です。
先日カラーコーディネーターさんのお話を聞く機会がありました。
”カラー”の分野は幅広いところで使われています。
ユニバーサルデザインという言葉を耳にしますが、色の世界にもカラーユニバーサルデザインがあるようです。
一般の方が普通に見えているものも、色弱の方はほとんど見えなくなる色もあるので、案内サインなどに使う推奨配色があります。
男性の約5%が色覚特性があると言われており、20人に1人ぐらいの割合と考えると、危険表示なども対応していかなければならないと感じました。
色覚特性の方がどんなふうに見えているか疑似体験できるアプリが無料でダウンロードできますので、興味のある方は「色のシミュレーター」で検索してみてください。
また、カラーコンサルティングというのもあります。
有名なのは、ケネディ・ニクソンの大統領選ですね。
エルビスかっこいい!・・・じゃなくて^^;
講演会で、ニクソンはグレーを基調にしたスーツ・ネクタイを着用したのに対し、ケネディは濃紺スーツに真っ白のYシャツ、そして真っ赤なネクタイを着用しました。
演説をラジオで聞いた人はニクソンに、テレビを見た人はケネディに投票したと言われています。
演説内容ではニクソンが勝っているはずですが、見た目の印象でケネディが勝利したということですので、「色」は人の印象や説得力まで変えてしまうすごい力をもっているということです。
わたしも人前で話をするとき、情熱的に語りたい場面では赤系のネクタイ、冷静さ・落ち着き感を見せたいときは青系のネクタイをするようにしています。
そういえばこの人も赤いネクタイが印象的ですね!
印象強い赤のネクタイで、強烈な発言をする・・・あまりに強すぎるので、常に薄くぼやけた色を身に着けたほうが良いかもしれませんね。
ところでみなさん、パーソナルカラーという言葉をご存知ですか?
自分の好きな色ではなく、肌や髪、目の色等に合わせてその人を輝かせてくれる色のこと。
ちなみに私は春タイプでした。
春タイプはイエローベースで明るく鮮やかな色。
トマトレッド、キャロット、たんぽぽ、アップルグリーン、ティファニーブルー、すみれ色等です。
同じ色でも濃い色や薄い色がありますので、冬タイプは同じ赤でもワインレッドのモノトーン系になったりします。
そう考えると、今日は情熱的に赤でいこう!といっても、私の場合は明るめの赤が合っているということになりますね。
考えてみると以外に春タイプの色を使っているかもと探してみました。
ゴルフのクラブ、ウェッジは数字を見なくてもわかるように色を入れています。(左は最近まで、現在は右)
58度はオレンジ(キャロット)、52度はグリーンorブルー、48度はティファニーブルーに近いですね。パターのグリップはパープル系なのですみれ色かな笑
こう考えていくと、建物の外観はどうでしょうか。
服や身に付けるものは人のパーソナルカラーで決めると考えれば、建物は街のパーソナルカラーに合わせて選ぶというもの選択肢となっていきます。
オーナー様の色の好みもありますが、オーナー様のご希望を街並みに合った配色でご提案し、オーナー様にも地域の皆様にも喜んでいただける建物づくりが必要と感じる色の学びでした。
この記事を書いた人代表取締役 丹
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