2月上旬の朝日新聞に、「温室ガス 断熱材も排出源」という記事が掲載され、耐久性・省エネの効果で二酸化炭素(CO2)を削減そして、地球環境のために! と思っていたのに反対に手助けしている? とドキッとしました。
記事の内容は『経済産業省は住宅建材用の断熱材という「隠れた」温室効果ガス排出源の対策に乗り出す。断熱材には、CO2に比べて温室効果が千倍程度高い「代替フロン」と呼ばれている気体がCO2換算で年間500万トンも使われており…解体までの長い期間に、大半が自然に漏れ出ていると見られる。…05年の建材用断熱のHFC(代替フロンの仲間)使用料は約5千トン。将来、この分量がすべて気中に放出されると、温度化の寄与ではCO2換算で500万トン規模となり…』従って新材料を5年経計画で開発を目指すというものです。
HFCとは、当社が採用するフォームポリスチレン(EPS・XPS)では使われていませんが、ウレタンボードのほとんどが媒体として用いられ、本州の大手デベロッパーの一部には、現場発泡ウレタンの吹付仕様に温暖化には影響のない「水発泡」と指定しており、レベルの高さが窺えます。
果たして北海道の内断熱建物の断熱仕様は…?