少し前からなのか、遠い昔のことだったのか、いつ頃から近所付き合いがなくなったのでしょうか? 核家族化が進み、小さなタイプの賃貸マンションが建ったせいなのでしょうか?
最近、管理側にとって「解決のない?」「対応できない?」「どうしたら?」と頭を悩ませるのが騒音のクレームです。
音の発生源を辿っていけば、外部からの工事音だったり、入居者一人一人あたってみれば3階上の人とか、いちがいに上下階、左右の部屋の人と断定できない場合があります。こうなればもう大変です。
気になってストレスを感じ、小さな音も騒音と感じてしまうことも多々……。場合によっては「いやがらせで騒音を出しているんだろう」と連絡してくる人もいます。
今の人は、ほとんどが逆恨みを恐れ注意することができないようです。当社に連絡してきて、長時間クレームを言うので、「当社から注意をします」と返答すると、自分だと知れるのが恐いのか「やっぱり、いいです」と電話を切る人もいます。また、復讐なのか、顔を合わせない勧告なのか、天井を棒でつっつく、壁を叩くなどの行動を起こす人もいて、私だと気づいた人が謝りにいっても会ってくれないなど、どんな場合でも人と会うことを避けています。
これでは、益々近所付合いは悪化するばかり。知っている人の音と、知らない人の音とでは同じ音でも感じ方が違うそうです。騒音は、住む人が被害者にも加害者にもなり得る訳であり、さらに、居住者の住まい方や感じ方の差がトラブル発生の原因となる場合が多く、これらの点が近隣騒音問題の特異なところです。
是非共、左右の部屋、上下階の人だけでも、日頃から挨拶を心掛けてほしいものです。
「音にも顔がある!」管理側には心に響く言葉でしたので紹介させて頂きます。