経済産業省が主導する「住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業)」に採択された医療施設である「医療法人福冨士会/京都ルネス病院(京都府福知山市)」が竣工しました。
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は政府が2020年以降の標準モデルを目指し推進する、国内最高水準の省エネルギー建築物であり、今後さらなる普及が予測されています。今回、外断熱工法(ハイパール工法 DFパネル専用押出成形セメント板:26mm + EPS:100mm )の他、木製Low-Eトリプルガラス、デシカント空調、EHP、自動調光制御によるLED、太陽光発電等のシステムを導入し、従来比で55.6%以上のエネルギー削減率を達成しています。
地域の方々に最良の医療を提供するため最新の高性能機器はもちろん、プロトンケアテック社製の医療用ベッドや北欧製家具、装飾品のディテールに至るまで、高性能な躯体とそれに見合う住環境整備にも注力し、医療先進国に倣った「※スウェーデンスタイルホスピタル」を実現しています。
本プロジェクトでは総合監修を手がけたアルメンプラン株式会社様、設計監理を行った株式会社住建設計様、施工を一手に引き受けた金下建設株式会社様を始めとする多くの関係者様にこの場をお借り致しましてお礼申し上げます。
弊社ではパートナー加盟店様に、各地域で開催されるブロックミーティングや研修会等を通じ、マンション事業から「住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業」を始めとする大型補助金を活用した特殊事業実例に至るまで様々な情報発信・サポートしております。是非お気軽にお問合せください。
※参考資料:The Story of Sweden Style Hospital(アルメンプラン株式会社制作)
(パートナー事業本部/小崎)